Cooler Master I70C ( CPUクーラー )

2021年5月2日

ゴールデンウィーク中に、PCのメンテをしたいと思います。
ケースを開けてお掃除です。ホコリがいっぱい溜まっていますね。

CPUクーラーも定期的に掃除をしていますが、フィンに溜まったホコリはなかなか取り除けません。
一度取り外して固まったグリスも塗りなおしたいと思っておりました。
CPUクーラー自体もヘタってきていますので、この際交換したいと思います。
特にCPUの発熱量が凄いマシンでもないので、安価なトップフロータイプにします。


イケてるのがありました。
「Cooler Master I70C」です。
(LGA1156/1155/1151/1150 CPUソケット対応)
1,230円 (税、送料込)でした。

全高は60mmですが、ファンのサイズはなんと120mmです。
台座底面には銅素材が使用されています。
ファンコネクタは「4-Pin」です。Blue LEDも搭載されています。

既にグリスが塗られていました。(なんと)

バックプレートも付属されています。(ほほぅ)

もともとプッシュピンでは頼りないのでネジ止めにしたいと考えておりました。
なのでバックプレートの購入も予定していました。
それが付属されているなんて。(ふふっ)

小型なのにとても考えられた設計だと思います。他のパーツとの干渉も避けられます。
これにより120mmの大型ファンを使用可能にしています。
これで、1,230円とは。う~ん。素晴らしい。

このCPUクーラーには最初からグリスが塗られています。
本当にありがたいんですが、グリスは塗り替えます。
私のPCは高性能CPUでは無いですが、高性能CPUグリスを使います。(がはっ)

「アイネックス ナノダイヤモンドグリス JP-DX1」です。
1,200円 (税、送料込)です。
内容量は、3g。
非導電性で、熱伝導率は「16W/m・K」です。

一般的なシリコングリスの熱伝導率は、「0.55W/m・K ~ 0.62W/m・K」です。
JP-DX1の熱伝導率は「16W/m・K」もあります。本来はハイスペックCPUや高負荷ゲームをプレイする人用です。
私のPCではその性能を十分に発揮できないかもしれません。
なのに..なぜ?
はい。ダイヤモンドグリスを一度使ってみたかったんです。(ははっ)
硬化しにくいので長期間の保存も可能みたいです。
CPUクーラー本体とほとんど値段が変わりません。(ふふっ)

このCPUクーラーはネジ止めです。
マザーボードの裏面にはバックプレートが必要となります。
私のPCケース側面にはメンテナンスホールはありません。一度、マザーボードを取り外さなければなりません。
先に、HDDやケースファン、邪魔になりそうなケーブル類を取り外しておきます。それから固定のピンを回してCPUクーラーを外します。

取り外したCPUクーラーです。
CPUファンは、DEEP COOL製です。
グリスはもちろんパリパリになっていました。

フィンには長年のホコリが溜まっていました。
やっぱ、これは外して掃除しないと無理でしたね。

こちらはCPU側です。

エレクトロニッククリーナーで古いグリスを取り除きます。
はい。「Core i5」の文字も見えました。
綺麗になりましたね。

むむっ! CPUの台座にちょっと錆びがきてますねぇ。
う~ん。これはまた次の機会に。

バックプレートを取り付けます。
マザーボードごと取り外したかったんですけど、ATXメインコネクタが固くてなかなか外れません。
取り外さずに浮かせて隙間から作業をすることにしました。
おっと。言い忘れておりましたが、今回も静電気には十分に気を付けて作業を行っております。
穴の位置を合わせて付属の両面テープで貼り付けておきます。

新しいグリスを塗ります。
CPUグリスの塗り方はいろいろで、迷うところでもあります。
私は、マスキングテープとカードを使うやり方です。
付属のヘラは使いません。
最初にはみ出し防止の為にマスキングテープを端に貼っておきます。
上側にグリスを置きます。

固めのカードを使って、一気に塗り延ばします。
はみ出てもマスキングテープがあるので大丈夫です。
段差もなく綺麗に仕上がりました。

新しいCPUファンを取り付けます。
最初から塗られているグリスは不要なのでクリーナーで拭き取っています。
中心部には銅が使用されています。

CPUクーラーを軽く押し当ててグリスとの間の空気抜きます。
バックプレートのネジ穴に合わせて固定します。

こんなに大きなファンですが、すぐ隣りにあるメモリにも干渉していません。
上手い具合にかわしています。

外した部品、ケーブル類を元に戻します。
せっかくなので、普段は掃除できないところも念入りに掃除しておきました。

作動させるとブルーのLEDが光ります。
綺麗ですねぇ。
ケースの蓋を閉めても吸気口から少しだけ見えますね。

マザーボードを外したりしたので不具合がないかチェックしておきましょう。
特にCPUの温度に異常はないかをね。
動作確認をして作業終了です。
通常作業ではそんなに温度変化はありません。以前と同じですね。負荷時には効果が出ると思います。
時期が来たらレノボのグリスも塗り替えたいと思います。

PC

Posted by uekichi